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帯広,旭川,不動産|2011.3.11【2019-03-11更新】|ピタットハウスFC丸正池田

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帯広,旭川,不動産|2011.3.11
  • 帯広,旭川,不動産|2011.3.112019-03-11


    東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

    私は以前の会社で、出張が多く、特に岩手県と宮城県には何度も行っていました。
    中でも気仙沼市、陸前高田市、大船渡市の沿岸沿いは数え切れないほど。

    一番多く宿泊していたのは、陸前高田キャピタルホテル1000。(昔は演歌歌手の千昌夫さんが所有していたホテルと聞いています)

    商談や事務処理が完了し、時間が空いた時は、海パンを買い、上司と一緒に目の前のビーチに入ったり、
    夜は焼肉(前沢牛が美味しかった)やカラオケ(確かクレヨンという店)に行き、空き時間をどのように楽しむかばかり考えていた、そんな思い出が多い場所。

    その思い出の場所は、すべて津波にのまれてしまいました。


    東日本大震災が起こったのは、私が帯広に戻り、起業した1年半後。

    微力ながら、何か力になれることがないか思案した結果、十勝での受け入れ体制をつくることにしました。

    被災者を受け入れる為に空き部屋を提供してもらえないか、家主に協力を仰ぎました。

    賛同いただいた家主もおり、数名のお客様にご連絡をしました。

    幸い私のお客様は無事だったのですが、今でも印象に残っている二人の言葉。


    お客様だった陸前高田高校の先生は、「私には生徒がおります。どんな状況になったとしても生徒をおいて行く事は出来ません。」

    もちろん、本人だけではなく数十名の受け入れを考えていましたが、頑なな姿勢に断念せざるを得ず。


    もう一人のお客様は、「私は大丈夫ですよ。私は大丈夫なんですけど…」

    それ以上の言葉を聞く事はできませんでした。


    結局、私は「何か力になれることがあれば、ご連絡下さい。」と伝え、何もすることが出来なかった。

    微力どころか自分の無力さを感じられずにはいられませんでした。


    あれから、8年。


    このブログを書くことで、改めて考えてみました。

    ちっぽけな自分が出来るこっとて、何なのだろう。

    忘れないこと。備えること。は、もちろん大事だと思います。

    でも、自分にとって、こうあらなければならいないと感じたことは、

    日々「当たり前」は当たり前ではないということに気づき感謝すること。

    今を生きている自分たちが、今出来ることを懸命に人生を心豊かに生きること。

    それが本当の供養なのかなと。

    そんな生き方をしていかなければと、胸が締め付けられました。


    ページ作成日 2019-03-11

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